ドロップハンドルの自転車でどんな条件のコースも攻略してレースにしてしまう「信州シクロクロス」の第9戦がまたしても厳冬の萌木の村を舞台に開催されました。折も折、最強寒波が襲来しているさなかでのレースは、積雪こそ前回ほどもありませんでしたが、10時の第一レーススタート時はマイナス8.9度(寒いほどお得フェア発表)!
雪や氷や萌木の村特有のわがままなコース設定の他に、”厳しい寒さ”を敵に回した選手達。
難敵に果敢に挑んで行く姿をご覧下さい。
スタート直前、一瞬の静寂・・・。
雪を被った熊笹の森をひた走ります。
かと思えば、自転車をかついでの階段昇り。
自転車無しでも、この石段をこれほどまでに早く駆け上がった人を見た事がありません。
そして最大の難所、歩いて降りるのさえ困難な崖。
転倒、木に衝突は当たり前の光景。
それでも最短距離を選び、どんなに危険でもチャレンジし、一秒でも一ミリでも早くコースを突破していきたいのです。
結果、頂点に立つ者だけが手にする事のできる喜び。
お約束、キッズカテゴリーのレースはいつもながら大人以上にエキサイトします。
この子たちのひたむきな頑張りの向こうに、また一つ上のステージで活躍しているシーンを、期待せずにはいられません。
オフィシャルサイト【信州シクロクロスミーティング】
http://www.shinshu-cyclocross.com/