今年のグランフォンドの幕開けは、富士山と南アルプスを一直線につなぐゴールテープのような見事な雲海が参加者の皆さんを祝福してくれました。
とは言え、ポールラッシュ博士もこんな一度にたくさんの自転車を見るのは初めてだったのでは。
そう、今年のスタート&ゴールは清泉寮前なのです。
朝焼けの空に轟く号砲とともにスタート。楽しい(?)旅の始まりです。
まだまだ紅葉には早い赤い橋、でも八ヶ岳高原ラインは山あり谷あり、周りの木々も非常に豊かな表情をみせてくれました。
景色も楽しみたい反面、そろそろクエン酸の助けが必要になってきた第二エイド付近。
心配ご無用!とばかり、補給を済ますとこの元気サインが見られます。
途中また笑顔がぎこちなくなったり挫けそうになった時には、ガールスカウトの皆さんや
地元の経験豊かな奥様方や
親子丸ごと面倒みてくれる勧め上手なお姉さん、
道端の花たちにも励まされ、
何とかフィニッシュラインを越えた瞬間、自然に拳が上がるのでした。
レース後のとん汁についつい七味が多めにはいっていまうのは、疲労のせい?それとも女性陣のもてなしに圧倒されて?
「グランフォンド八ヶ岳大会」はタイムレースではありません。過酷ながら風光明媚な山岳コースを走破すると同時に、地域住民の皆さんのあたたかみに触れる"小旅行"でもあるのですね。
参加者の皆さん、お疲れさまでした。
陰日向に大会を支えて下さった関係者の皆さん、本当にご苦労様でした。