公益財団法人キープ協会の敷地内で、”ヒマラヤの青いケシ”と呼ばれる「メコノプシス」が開花予定です。
「メコノプシス(英語名:ブルーポピー)」は、青い宝石ラピスラズリのような神秘的で鮮やかな青色の花をつける大変珍しいケシ科の植物で、世界中に多くの愛好家がいます。原産地は標高3000~4000mのヒマラヤ地方や中国南西部などの冷涼な高山地帯。そのため暑さに弱く、標高や気候などの条件が整わないと生育が難しいため「幻の花」とも呼ばれています。 清泉寮では2009年に始めて花を咲かせて以来、試行錯誤を繰り返し栽培を続けてきました。気候の温暖化等により、年々育成状況が厳しくなりつつある中、2019年からはガーデンを移設・拡張しました。今年も、日時を限定して、時間内の自由見学方式での特別公開を予定しています。
日程:2025年6月5日(木)~6月22日(日)
*メンテナンス作業のため火曜日(6/10・17)は休園。悪天候や開花状況により休止や変更となる場合があります。
公開時間:午前中10:00~12:00(最終入場11:40)、午後13:00~15:00(最終入場14:40)
*公開日・時間内での自由見学方式となります。
公開場所:八ヶ岳自然ふれあいセンターで公開場所までの地図をお渡しします。(公開場所までは250m、徒歩約5分)
*希少植物保護の観点から、具体的な場所の公表は行いません。
*車でお越しの方は、八ヶ岳自然ふれあいセンター前駐車場をご利用ください。(公開場所への車両の乗り入れは不可)
予約:不要 (公開場所が狭いため、10名様以上の同時入場はご遠慮ください)
料金:メコノプシス育成協力金として500円(小学生以上)
問合せ先:清泉寮本館案内所 TEL0551-48-2626(受付時間9時~17時)