清里、未来へのビジョン


清里観光振興会が目指す、清里の将来象と3つの基本理念


自然のなかで学び癒される、人と文化が息づく地域

清里観光振興会は地域の発展のため、これまで様々な事業、活動を展開してきました。清里を他の地域とは違う特別な場所として発展させていくためには、開拓時代から受け継いできた文化や、高原の酪農景観、そして地域で活躍する魅力的な人々を結び付け、連携していく必要があります。私たちは先人から譲り受けたこの土地を、さらに魅力あふれる地域として発展していくよう次の3つの基本理念のもと、住民の英知を結集して「持続可能な地域つくり」を進めていきます。

1.学びと癒しの場所へ

一生のうちに一度しか訪れることのない旅行先ではなく、年に何度も足を運びたくなるような地域を目指します。そのためには娯楽目的だけの観光ではなく、訪れるたびに新たな発見や気づきを得られる場所。そんな地域を目指していかなければなりません。
ポールラッシュ博士が立ち上げたキープ協会をはじめ、清里には開拓精神あふれる実験的な施設が多くあります。そういった資源をいかして今後の清里のあるべき姿を皆でカタチにしていきます。

2.人と環境にやさしく、美しい景観

毎月行っている美化活動や地域住民の普段からの努力により、綺麗な清里を保っていますが、今後は行政との連携を強め、これまでできなかった大がかりな美化活動(道路わきの木の伐採や廃墟の撤去など)を行っていきます。

地域住民や訪れる人が気持ちよく過ごすためにも、環境整備はとても重要です。現在の課題はゴミのポイ捨てと、道路わきの木の生長によって景観がそこなわれていることです。

3.人が活躍できる地域

清里は開拓時代からの歴史や文化を守ってきた地域住民をはじめ、近年は移住者も増えてきています。
多様な価値観、ライフスタイルを持つ人々がいるなかで、世代や性別にかかわらず、やる気のある人たちがのびのびと活動していける体制をつくっていきます。

NPO法人清里観光振興会 会長 舩木良